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2017年、F1新規定、3秒速いマシン [モータースポーツ]

『現状より3秒速いF1』

レース1.jpg

英国オートスポーツが報じているところ
によると、2017年からの新テクニカ
ルレギュレーションについて、マシンを
3秒速くすることで合意した。

23日にジュネーブで開かれたF1委員
会の会合で採択された事案である。

F1委員会は、FIA会長ジャン・トッド
バーニー・エクレストン、参加11チーム
の代表者、スポンサーとプロモーターの代
表者から構成されている。

この日、ストラテジーグループから、2つ
の案がF1委員会に提出されたようだ。

ひとつは、レッドブルによってだされたク
ルマを1週につき5~6秒速くするという
もの。

もうひとつは、1週3秒ほど速くするにと
どめるというマクラーレンの案だ。

マクラーレンは、3秒ほどのタイムアップ
であれば、タイヤを開発するピレリもさほ
ど苦労することなく負荷の増大に対処可能
であるのに対し、5秒速くするとなると様
々な問題が起きてくる可能性があるとして
いる。

レース3.jpg

総数26票のうち可決には3分の2以上の
賛成が必要であった。

マクラーレン案は、20の賛成票を集めた
ちなみに反対3票、棄権が3票であった。

本来ルールでは、2月末までに2017年
のレギュレーションを決定することになっ
ていたが、案を詰める時間が必要だとして
今年は例外的に4月30日まで期限を延長
することに決まった。

これからすべての関係者の課題として、タ
イヤの安全性も含め決められた目標を達成
して2017年を迎えられるように、今季
のうちに最終的なテスト計画を練り上げる
よう要求された。

タイヤ.jpg

エンジンレギュレーションの最終案も、4月
30日へ期限が延長された。

メルセデス、フェラーリ、ルノー、ホンダ
は、2018年から現行の1.6リッター
V6ターボ・ハイブリットのカスタマーチ
ームへの供給価格を年間1,200万ユー
ロに抑えることに合意。

これに先立ち現在の供給価格も毎年100
万ユーロずつ下げることとなったようだ。

各ドライバーがペナルティを受けずにシー
ズン中に使えるパワーユニットの数は、年
間20戦以下の場合には4基まで、今年の
ように21戦以上であれば5基までとされ
ている。2019年からは、1基へらされ
るかもしれない。

その他に、レース中の燃料消費量規定の緩
和についても話し合われたが、否決された。





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タグ:F1
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